協会の歩み

「北海道作詩家協会五十年の歩み」

 

昭和四十六年七月十六日
八州秀章先生を顧問に迎え北海道作詩家協会として発足。

 

 

八州秀章(やしまひであき)、1915年~1985年。
北海道虻田郡真狩村出身。
1937年「漂泊の歌(東海林太郎)」で作曲家デビュー。
代表曲:「さくら貝の歌」「あざみの歌」「毬藻の唄」「赤色エレジー」など。
岩見沢雪まつりで、中学生の阿部純子に歌手になるよう勧め、後に藤圭子としてデビュー。
次男の沢木順は元劇団四季のミュージカル俳優。

 

昭和四十八年
北海道文化団体協議会に加盟する(平成十年退会)

 

昭和四十九年十一月二十六日
第一回会員作品発表会開催。 以来毎年発表会を実施。 記念のCD、カセットテープ制作。

 

昭和五十五年
北海道作詩大賞を設け会員の励みとする。
第一回受賞者 山崎玲子氏(翼に乗った白い冬)
第二回受賞者 伊丹寿一氏(追憶の石狩川)
第三回受賞者 平塚七三一氏
※現在は年度賞として実施

 

昭和五十八年
第一回研修旅行実施。以来協会の年間事業として現在も継続。

 

昭和六十一年十月
詩集「風の旋律」を国立国会図書館に贈呈。永久保存されることが決まる。第二十七集から毎集納入、現在も継続。

 

平成元年
札幌文化団体協議会に加盟する(平成十年脱退会)
北海道作詩家協会、 慶祝、弔慰の実施基準内規を六月一日付けで制定する。

 

平成二年
岩見沢支部発足。支部発表会も第十回迄開催する。

 

平成三年
創立二十周年記念事業の一環として会則規則、事務局規定等を統合して具体的な明示、会員の資格要件の他役員の速やかな会務執行のため、委員制を取り入れるなど会則を改正し、運営充実強化を図る。
創立二十周年にあたり北海道立社会福祉総合センターに所属する道民の交流の場の提供拠点「文化交流室」に第四十二集より毎集納入。永久保存が決定。

 

平成八年
創立二十五周年記念テレフォンカードを制作する。

 

平成十三年
創立三十周年記念顔写真入り会員手帳を制作。 祝賀会を開催。創立以来の功績を称え顧問の山崎隆治氏と菊地英夫氏に感謝状と記念品を贈呈する。

 

平成十八年
創立三十五周年記念顔写真入り会員手帳を制作。

 

平成二十一年
北海道文化財団より助成金を受け、全道から歌謡詩を募集する。応募数五十編入賞者の中から最優秀作品には付曲し、歌唱披露した。

 

平成二十三年
創立四十周年記念事業として、退会者の作品も詩集に掲載する。北海道、札幌市、北海道新聞社の後援をいただき、全道から歌謡詩を募集。演歌部門三十八編、ポップス部門二十八編の応募が有った。十月十一日の発表会「詩と音楽のつどい」でステージ披露し、DVDを制作し、表彰した。発表会終了後、懇親会にて創立四十周年の式典を行い、高橋行雄顧問に感謝状と記念品を贈呈する。

 

【会員の応募受賞等】

 

昭和四十七年
菊地英夫氏「宗谷の果てに泣く女」で第五回古賀賞を受賞する。

 

昭和五十八年
かとうえつろう作詩「女流れ町」がNHK、あなたのメロディーに入選。松原のぶえさんの唄で放映される。

 

昭和五十八年六月
札幌テレビ「2時のワイドショー」で会員の作品を披露した。

 

昭和六十年
NHK主催’85北海道ニューフロンティアフェスティバル「北の讃歌コンクール」にて、会員のオカダシゲル氏作品の「ふれあい酒場」が最優秀曲として受賞。

 

昭和六十三年
理事高橋ゆき氏、北海道共同募金「赤い羽根のうた」に応募し優秀賞(会長賞)を受賞。

 

平成十二年
堀昭良会員「全国童謡コンテスト」第五回コーラス展で作品名「たんぽぽ」で入選。
高橋ゆきを会員「お祭りすきやねん」で日本詩人連盟賞を受賞。

 

平成二十三年
菊地勝会員、日本作詞家協会主催第四十四回、日本作詞大賞最優秀新人賞を受賞。作品名「恋一夜」、歌、山本あきさんでキングレコードから十二月七日CD発売になる。

 

令和二年
川上雄大会員、横山浩之監督製作映画「その日に・・・」(二〇二〇年モナコ国際映画祭短編映画部門、"Independent Spirit Award"受賞)で、「ミュージックライフを楽しみに」及び、「君と出逢えて」(いずれも作詞・作曲・歌 川上雄大)が挿入歌として採用される。

 

令和三年
協会創立50周年を迎える。

 

令和四年
藤田進会員、日本作曲家協会主催ソングコンテストグラン プリ2022時部門において、作品名「たんぽぽ」で優秀作賞を受賞。

 

【研修旅行実施】

 

美幌・川湯方面、層雲峡(二回)、天人峡温泉、夕張・富良野方面、登別ホテル増毛、室蘭、岩内、小樽朝里川温泉、小平町ゆったり館、番屋の湯、モエレ健康センター、岩見沢観光ホテ ル、北村温泉、ホテル定山渓(二回)、三笠桂沢湖観光ホテル、静内町、登別市、虎杖浜温泉、ホテル雷電、旭川市、栗山町、愛別協和温泉、芦別、赤平等
令和二年~四年はコロナ感染拡大のため中止。

 

【歴代会長]

 

初代会長   山崎 隆治
第二代会長 加藤 悦郎
第三代会長 高橋 行雄
第四代会長 斉藤 勇太郎
第五代会長 川島 いく子 (現)

 

【会員の発表会記念作品制作等】

 

昭和五十八年 記念盤LP制作 №1~2
昭和五十九年 記念盤LP制作 №3~4
昭和六十年   記念盤LP制作 №5~6
昭和六十三年 記念盤LP制作 №7~8
平成元年~十三年迄 カセットテープ
平成十四年~十九年迄 カセットテープ、MD
平成二十年~二十六年迄 カセットテープ、CD
平成二十七~ カセットテープ、CD、希望者のみユーチューブにて配信

 

【発表会開催会場記録】

 

札幌市民会館大ホール (四回)
道新ホール (八回)
札幌ヤマハセンター (六回)
札幌サンプラザホール (十五回)
日音ホール (一回)
エルサンバ (三回)
ホテルガーデンパレス (一回)
エンペラー (三回)